受けました。
一本のギターで3Sと1Hを使いたいとの事。
タップは好みでは無いというお話なので、シングルサイズハムバッカーを増設します。
ピックガードを外したところキャビティはハムバッカー仕様になってましたが多少の加工が必要ですね。
ピックガードに穴を追加して仮付けです。
パッと見は黒いピックガードに黒いピックアップなので普通のシングルPUの様です。
配線です。セレクターで1Hと3Sに切り替えます。セレクターとボリュームポットを追加します。
1H1Vのシンプルな仕様は80'HRを思い出しますね。
完成です!元々付いていたピックアップもなかなか出力が高く、ハイゲインアンプで使用すると違いが分かりづらかったのですが、強めのODくらいで比較するとやはりハムバッカーとシングルは違うなと実感します。
続きましてはリサイクルショップで格安で購入されたというMavisの PBタイプのベースです。
コンディションに関しては若干ネックに捻れがありますがロッド調整で妥協出来るレベルです。購入した金額が金額なのでいきなりすり合わせはナンセンスですね。
トーンが効かないのでついでに配線関係を交換します。
お客様持ち込みのキャパシタ、CR-022VQ。
最後にピックアップはセイモアダンカンのSPB1に交換しました。
ところで気になる点が一つ、ナットが頂けないですね。
あまり良い素材をしておらずかなり摩耗しているので思い切って交換しました。
TUSQ製です。
オクターブ調整と弦高調整を行いましたがどうしても弦高が決まらないので、ネックを外してシムを入れ全体に再調整して完成です。
実戦での使用に耐えうる良質のプレシジョンベースに仕上がりました。
国産ハイエンドベースなどは楽器としてのクオリティは高いのですが、F社のあの音とは若干趣きが違う場合がよくありますが、このベースはいかにもプレベの音という感じです。
楽器は値段だけでは無いんですね。だから面白いんだと思います。
追記 こちらの記事はあくまで洒落ですよ。誤解しないでくださいね。